生徒会活動
生徒会は生徒会長・副会長、書記2名のほか、各行事の実行委員長、各学年の正副室長から選ばれた代表室長で構成されています。この代表室長会でいろいろな生徒会活動の企画が提案されます。全正副室長が集まる合同室長会におろされて、審議・決定されます。
生徒会活動には、4月新入生歓迎会、9月学校祭(天爽祭)、11月赤い羽根共同募金、3月スポーツ大会などがあります。
フードドライブ活動
1,2学期保護者会中を利用して、生徒や保護者からご家庭の余剰食品を提供して頂き、NPO法人であるフードバンク先であるセカンドハーベスト名古屋を通して困窮しているご家庭や福祉団体等に寄付する活動を2019年から行っています。
以下は生徒会執行部の生徒がセカンドハーベスト名古屋に行った時の感想です。
〇 私は食品をセカンドハーベスト名古屋へ持っていくことは二回目なのですが、昨年との違いに驚きました。物価上昇や米不足などの影響を受け、寄付される食品の量が減っているようで、貯蓄されている食品の量が昨年よりも少なくなっていました。職員の方に伺ったところ、特にお米が不足しているようで、現在は寄付された米だけでは足りないため、集まった寄付金でお米を購入しているそうです。フードバンク活動は助け合いの精神によってできているとても重要な活動です。私にできることは少ないですが、この活動を広め、少しでも多くの人に知ってもらうことで活動に参加していきたいです。
〇私たちが持っていった食品は大抵団体でなく個人に送られるのでどのような食品でも、少量であっても、寄付することがとても大切だと考えました。これからも天白高校で生徒会活動として行いたいと思いました。
〇私は昨年フードバンクの学校での受付をしていましたが、セカンドハーベスト名古屋へ持っていくのは初めてでした。受付をやっていた時は、沢山寄付してくれる人がいるのだなと感じました。しかし今回セカンドハーベスト名古屋さんの話を聞き、全然足りていないと実感しました。物価上昇やコロナの影響による失業者の増加などにより、寄付される食品の量が必要な食品の量には届いていません。その現状に私も何かしたいと思いましたが、私に出来ることは少ないですが、少しでも多くの人にこの活動を広め、フードバンクに関心を持っていただけるようにしていきたいです。
〇フードバンクには企業から印刷ミスなどで廃棄せざるを得ない食品も届いていたそうですが、近年は企業のフードロス対策から廃棄になってしまう食品は減少しています。そのような中、企業側に寄付用の食品を作ってもらえないか呼びかけています。もちろんフードロスは近年問題になっており解決に向かうべきだと思います。ですが、新たに起こる問題にも目を向けていかなければならないことに気づかされました。ただ一面を見て解決に向かうのではなく、多方面から見て新たな問題は起きないか慎重に模索しながら責任を持ち活動していきたいです。
〇セカンドハーベストを訪れて感じたのは、社会の課題とそれに向き合う温かい取り組みです。特に、米不足の問題が深刻であった今年は支援の難しさを痛感しました。それでも、スタッフやボランティアの方々が工夫を凝らし、限られた資源で最大限の支援を提供している姿に感動しました。この活動がより多くの人々に知られるよう、これからも活動を継続し意識し続けて行こうと思いました。
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フードバンク(フードドライブ)についての情報は下記のQRコードを参照してくだ
さい。(参照:認定NPO法人セカンドハーベスト名古屋HP)
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